曲がれ!スプーン 感想
長澤まさみ主演『曲がれ!スプーン』観ました。
2009年の映画のようです。
ほんわかとしたコメディで、とても面白かったです。
主人公は一応長澤まさみなのですが、どちらかというと脇を固める男優さんたちが主にストーリーを進めていきます。
その男性達のわちゃわちゃしてるところが凄く面白いです。
あらすじ
子供の時から超能力を信じ憧れている、テレビ局ADの主人公・米(よね)。
超能力者を扱う番組を担当しているが、出演者は偽物にしか見えない人ばかり。
番組に出演してくれる本物の超能力者を探し、あちこちを取材して回る。
一方、舞台は喫茶店『カフェ・ド・念力』。
そこにクリスマスイブのパーティに集まった男達…なんと皆超能力者。
普段は超能力者だということがばれないようにひっそりと過ごす男達の元に、とあるきっかけで米が現れてしまい・・・。
という内容です。
基本、カフェ・ド・念力の中で話が進みます。
こういう狭い空間でずっと話が展開する話好きです。
2007年の映画「キサラギ」とか、アンジャッシュのすれ違いコントなどが雰囲気近いと思うので、好きな人は楽しめるのではないかと思いました。
個性豊かな超能力者たちが、あれやこれやと頑張る姿が面白いです。
主人公は基本ひたすら蚊帳の外(だが可愛い)…なのですが、
最終的にちゃんと大事な役割も持っていたので良かったです。
細かい部分の話をちゃんと聞いているとわかる伏線がいくつもはってあったり、
喫茶店での出来事と米が外で取材中の出来事がリンクしていたりするのがとても良いです。
この作品は、非科学的な物を信じることの難しくなってきた現代へ、ちょっと夢をみせてくれる感じの話だと思いました~。
私も子供の頃クリスマスの夕方にサンタさんが、ピンポーンとチャイムを鳴らしてプレゼントを届けてくれたのを思い出しましたw
残念ながらちょっと夢壊れたけど、あの時の配達員さん&頼んでくれた両親ありがとうw
ほっこり楽しい映画でした。